答えは「いらない」です。
センスというよりは、努力のほうが大きいです。
たとえば私を例に出せば、ネットワークビジネスを
一番最初に始めたときは、借金が1500万円ほどありました。
なのに手取りで17万円もいかずに、
まっさきにリストラされるだろうと会社のお荷物であり、
ネタであり笑いものであり、晒しものでした。
友人と呼べる男友達もいなければ、
何ひとつ趣味はありませんでした。
たまの休日はダラダラとスマホゲーをして、
ネットサーフィンでyoutubeを見て、
本棚にある漫画を読んで、ぼけーっと生きていました。
仕事はまったくできずに後輩からは馬鹿にされて、
いい年をして童貞でした、風俗に行くのも怖かったです。
もちろんMLMなんかをやっても、
まったく一緒にやってくれる人はいませんでした。
みんなから指を突きつけられて、
「あいつはついにマルチにまで手をだしやがったよ」
「人生完全に終わったね、らいくみたいな人間にはなりたくない」
「ほんと会社から消えてくれればいいのに」
まったく存在価値のない人間でした。
おそらくあなたは、ここまで
しょうもない人間ではないと思います。
このレベルの昔の私であったら、こういったサイトを、
そもそも真剣に読もうと思わないはずだからです。
もちろんこの時代の私は社内で最低限書く必要がある、
ビジネス文書もまともに書けなければ、
こうしてサイトに文章を残すことなんて、無理すぎる作業でした。
でも、この時代から私が持っていた、
本当に小さくささやかな「スキルのかけら」がありました。
それが..
「淡々とやり続ける力と記録」の二つでした。
当時の私は感情や自分の内面を吐き出すことが苦手でしたが、
「事実を書く」ということだけは割と得意でした。
そして誰もが1日で覚える業務を、
私は一週間かけてようやくできるようになります。
なのでネットワークビジネスでも、
どんどん後から始めた人に追い越されていきました。
でもどうして、今のMLMでは5ヶ月という短い期間で、
それなりの成果を出すことができたのでしょうか?
簡単です。
淡々と新規ディストリビューターをリクルートして、
「毎日少しずつ続ける」ということから逃げなかったからです。
あなたはおそらく、私レベルの
ネットワークビジネス収入があったら、
そこで必ず「怠けよう」とする心が芽生えていきます。
私がそうならないのは「下のダウンライン」に、
ダサい姿を見せるのが嫌だからです。
子供たちに胸を張ってネットワークビジネスをしている姿を、
少なくとも私は子供たちが成人してからも、
きちんと伝えて、働き方の選択肢があることを伝えたい。
会社に就職するだけが働き方ではないし、
サラリーマンを小ばかにするのも何かが違う。
「大事なのは、自分のやっていることに誇りを持つこと」
なので私は、ネットワークビジネスを誰からバカにされようと、
私以上の収益を稼いでいないのなら、
小物の遠吠えだと思うようにしています。
よく「らいくさんはよくそこまで努力ができますね」
と言われますが、こんなのは努力でもなんでもないんです。
貧乏時代、売れないギタリスト時代、
フリーター時代にはもっと苦しくて死にたくなることが、
山ほどありました。
今なんかはそもそも、趣味のピアノができて、
子供たちの笑顔があるだけで最高に幸せです。
普通に冷蔵庫の中にパンパンの新鮮な食材が入っていて、
自分に合った枕と布団に包まれながら、
時おり妻と濃厚なロマンチックをして..
朝は目覚まし時計を使わずにスっと目が覚めて、
やりたいことを、やりたいときに、やりたいだけやれる、
そんな生活が手に入ったことが「奇跡」だと思っています。
でもその「奇跡」を起こすためには..
最低限の努力は必要ですし、
ネットワークビジネスで平均以上の収入を、
やっぱり稼ぎたいと思うのであれば「続けること」です。
私のように文章を書けなかったとしても、
あなたにはあなたにしかできない「才能のかけら」が必ずあります。
その芽をほんの少しだけ優しく、
そして強力に育てあげるための「継続」が必要です。
他のみんながさっさと諦めてしまっても、
あなただけはその才能の芽に、
水をやり続けなくてはいけません。
「あなたは今日から、何を継続してみたいですか?」