ネットワークビジネスが日本人に嫌悪されるのは、
「お金の教育」を幼少期から受けて思います。

貧乏人ほど、お金は汗水垂らして、
自分の時間を使って得るものだと思い込んでいます。

お金持ちほど「お金を働かせて」
そこからの利益で生活が回るようにします。

基本的に自動で入ってくるお金、
ネットワークビジネスで言えば権利収入が、
生活資金以上であれば、基本的に黙ってお金は溜まっていきます。

しかし私たちはこの状況を作り出す前に、
「浪費」をして「消費」をして「無駄遣い」をするのです。

本当にあなたが小さな資産家になりたいと思うのならば、
もっとお金について理解をして、
お金を十分にリスペクトするところから始めたほうがいいです。

昔を振り返ってみると、父親は八百屋を経営していたので、
そこは非常に感謝をしています。

ただ私はそういった経営の才覚はなかったので、
普通のサラリーマンとして就職をしました。

しかしずっと父親の背中を見て育ったせいか、
サラリーマン生活は予想をしていたよりもはるかに過酷なものでした。

まず第一に満員電車が本気で耐えられません。

思い出すと今でも吐き気がするほどに嫌でした。

私がネットワークビジネスで稼ぐことを、
諦めなかったのは「満員電車に乗らない生活」を、
何がなんでも実現したかったからです。

これもひとつの執着かもしれませんが、
それでは「お金に執着する」ことは悪なのでしょうか?

私の持論で恐縮ですが..

「ある一定のステージまでは、
それでも収入面を加速させる燃料にはなる」

私自身、人の3倍、5倍、10、100倍は、
お金に執着していました。

絶対に貧乏から抜け出したいと強く思っていましたし、
1Kのクソボロアパートなんてこりごりだと常に考えていました。

ただしここで気をつけてほしいことは..

「年収のステージが1000万を超えてもなお、
お金が欲しい、お金が必要だと感じているなら危ないサインです」

そうなってくると、いくら稼いでもまったくお金がたまらず、
生活レベルだけが「贅沢に」引きあがるだけで、
貯金も全然ない、稼いだ分は
すべて使うというふうになっていきます。

なので基本、生活レベルを一気にあげるということは、
自分の首をじわじわと締めていることと、
同じだと思ったほうがいいですね。

特に私たちは「家賃」とりわけ家にお金をかけたくなります。

友人はあんなに広い家に住んでいる、

親友はあれだけきれいな一軒家を買った、

実家はあんなに心地いい自分だけの部屋があったのに、

寝室は絶対に別じゃないと嫌だ、

自分の部屋がないなんて考えられない..

うちは3LDKのマンションを購入しましたが、
子供二人だとちょっとせまいかな? とも感じます。

ただこれを4LDKにするだけで、一生涯支払う金額に、
かなりの差が出てきます。

息子が一人立ちした後に、新しい家を借りるか、
買ってもいいわけですから、ローンを完済していれば。

お金持ちがどうしてお金がより貯まるのか、と言ったときに、
私が感じたのは「お金の使い方がうまい」ということ。

同時にお金に対する「知識の深さ」があるということです。

金持ち父さん貧乏父さんの中で、

「家は負債だから買う必要がない」というくだりがありますが、
じゃあ実際に賃貸にずっと住むというのは、
私の中では「選択肢としてはあり得ない」わけです。

固定資産税やら維持費を考えても、
私は確実に持ち家はあったほうがいいと考える人間です。

お金持ちの言っていることでも、
それが万人に当てはまるとは限らないのです。

つまり我々はいろいろな「お金持ちの教え」を、
自分で取捨選択して、自分に合ったものを選ばないといけない。

ネットワークビジネスも、あなたに合っていない商品、
サービス、報酬プラン、アップラインであれば..
どんなMLMに取り組んでも結果を出すことは難しいのです。

逆に最高のサービスで、自分が心底惚れ込んでいて、
尊敬できるUPラインばかりで、無理に紹介を出さずとも、
投資をするだけで稼げるMLMがあるとしたら..

それは着実に、あなたを資産家への道へと引き上げてくれます。

私たちは学校で「お金についての教育」をまったく教わりません。

つまり「金学」というのは我々が大人になってから、
ひとつひとつ学んでいかなければいけないのです。

「あなたはお金について、勉強をしているという自信はありますか?」